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肥満体がフルマラソンに挑戦するブログ

BMI28、アラフォーです。マラソンを科学します。

成長痛とは?

外来でたまに成長痛と思われる子どもがやってきます。

まず成長痛と診断するにはレントゲン等の検査で異常がないことが条件です。

 

成長痛というのは、3歳くらいから小学生低学年くらいの子どもに生じます。

以前は骨の成長により、「靭帯や筋肉が引っ張られて痛みが出る」、などと言われていたこともありますが、そういうわけではありません。

オスグッド病とは異なります。

 

典型的な症状は夕方から夜にかけてや、寝る前くらいになると痛がり、30分から1時間ほどで治まり、翌朝になるとケロッとしてる。痛む場所が日によって変わったりすることなどが特徴です。

 

痛みの場所は、ひざ周りやふくらはぎ、足首、太もも、足の付け根、腰などです。

 

以前は骨の成長のせいと考えられていましたが、今では精神的な不安感などが原因だと考えられています。

 

正常な成長過程には激しい痛みを伴うような成長は存在しません。

 

成長痛は肉体の以上ではなく心因性のものであるという意見が大勢です。

 

成長痛は生活・人間関係との関わりあいの中から生じ、社会心理的な背景を伴った子供に起こる原因不明の下肢痛で、精神発達過程で生じる身体表現性障害の一つであるといえます。

 

要するに、下の子が出来て、自分にかまってもらえることが減ったとか、母親が働きだしたとか、家庭環境の変化があった、他にも母親が子育てに神経質になってしまっている場合などにも起こりやすいようです。

 

基本的にはこういった症状は、甘えたい、関心を寄せてもらいたい、自己主張したい、その他心の葛藤などが痛みを引き起こしているので(仮病ではなく本当に痛みを感じている)、優しくさすってあげたり、湿布を張ってあげたり、抱っこしたりハグをしたり、話を聞いてあげたりして愛情を注いで安心させてあげることで、症状は治まります。

 

精神的な成長により症状は治まってくるし、身体の異常というわけではないので、特別な心配はいらないものです。